公開日 2016年05月02日
自立支援医療
1.更生医療
18歳以上の身体に障がいのある方が、その障がいを取り除いたり、軽くしたりするために必要な医療を受ける場合、その医療費の助成が受けられます。
ア.対象となる主な医療
視覚障がい | 白内障 | 水晶体摘出術、摘出後の人工レンズ埋め込み術 |
網膜剥離 | 網膜剥離手術(光凝固術) | |
聴覚障がい | 外字道閉鎖 | 外耳道形成術、人工鼓膜 |
慢性中耳炎 | 鼓室形成術、人工鼓膜 | |
感音性難聴 | 人工内耳埋込術 | |
音声言語・そしゃく障がい | 口蓋裂・兎口 | 口蓋形成術、口唇形成術 |
唇顎口蓋裂の後遺症による そしゃく障がい |
歯科矯正治療 | |
肢体不自由 | 変形性関節症 慢性関節リウマチ |
骨切り術、人工関節置換術、機能訓練、治療用装具 |
心臓機能障がい | 心臓弁膜症 | 弁形成術、弁置換術 |
心筋梗塞、狭心症 | 大動脈冠動脈バイパス術、洞不全症候群、完全房室ブロック、 ペースメーカー植込術、ジェネレーター交換術 ※原則的には手術を前提としているので、内科的治療は適用外です。 |
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じん臓機能障がい | 慢性腎不全 | 人工透析、腎移植術、移植後免疫療法、腹膜透析導入時の訪問看護 |
小腸機能障がい | 小腸機能全廃 | 中心静脈栄養法およびそれに伴う合併症に対する医療 |
免疫機能障がい | ヒト免疫不全ウイルス (HIV)感染者 |
抗HIV療法、免疫調整療法 |
イ.費用の負担
利用者負担額は原則として医療費の1割を負担していただきます。
入院時の食費は自己負担となります。※ 所得に応じて、一定の負担上限があります。
ウ.申請に必要なもの
この制度により助成を受ける場合は、医療を受ける前に相談、指定の医療機関からの「意見書」を作成のうえ、所定の申請書等と共に申請をしてください。
2.育成医療
身体に障害のある児童が、その身体障害を除去、その障がいを取り除いたり、軽くしたりするために必要な医療を受ける場合、その医療費の助成が受けられます。
ア.対象となる主な医療
(1)視覚障害によるもの
(2)聴覚、平衡機能障害によるもの
(3)音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害によるもの
(4)肢体不自由によるもの
(5)心臓、腎臓、呼吸器、ぼうこう若しくは直腸、小腸又は肝臓の機能の障害によるもの
(6)先天性の内臓の機能の障害によるもの((5)に掲げるものを除く)
(7)ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害によるもの
イ.費用の負担
利用者負担額は原則として医療費の1割を負担していただきます。
入院時の食費は自己負担となります。※ 所得に応じて、一定の負担上限があります。
ウ.申請に必要なもの
この制度により助成を受ける場合は、医療を受ける前に相談、指定の医療機関からの「意見書」を作成のうえ、所定の申請書等と共に申請をしてください。